世界を舞台に作家として、アーティストとして活躍をする辻仁成が大人の上質な時間を語る。


![生[セイ]](../resource/images/column/edco004_subtitle.gif)
生きるという字は茎の生える形からきている。草木が生じて、土上に出たところをかたどった。この字は生、生命の意に用いるのが、原義であり、発芽生成の象(かたち)をとるものである。
この連載を始めるにあたって、土に芽吹く草という形が、スタートにふさわしいということで、この字を選んだ。


顔写真撮影・藤原 健(ふじわら・けん)
加藤光峰(かとう・こうほう)
1934年生まれ。書家。北海道室蘭市出身。桑原翠邦に師事。1957年東京学芸大学書道科卒。卒業制作で古文作品「殷人尊神」を書く。以来、一貫して古代文字をモチーフに絞り、「墨線の生命」を追求。亀甲会を主宰し、毎年上野の森美術館で亀甲展を開催。1961年銀座・松坂屋画廊で第1回個展を開いた。2002年ビデオ『亀甲会の理念と実践』でその制作過程を初公開。2005年キリンビールのCMに出演し、俳優の高嶋政伸と共演した。2007年New York五番街フォーブス画廊にて個展を開催。
著書 『墨線 加藤光峰の世界』日外アソシエーツ刊 2008年2月刊

撮影・野地 康之(のぢ・やすゆき)
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