桑原巨守
“風と花”
1975年作
新有楽町ビル(丸の内6th側)

1949年、東京美術学校彫刻家を卒業。木彫家で仏師の関野聖雲に師事。 1966年に二紀会同人賞を受賞する。彼の作品はほとんどが女性像であ るが、豊満な女性像というよりも、可憐な少女像が多い。「風と花」の清 らかな少女の姿や顔立ちから、目を洋服に移せば、その風にあおられるさ まにはバロック的な躍動感がある。空に向かって花束をかざす少女の姿が 初々しい。現代彫刻の失いがちな叙情と人間愛の限りない共感をうたいあ げている。
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