オシップ・ザッキン
“山野を歩く、ヴァンゴッホ”
1956年作
文部科学省ビル
ザッキンは1890年ロシアに生まれ、1909年からパリに移り住み
前衛的な芸術運動に接し、キュービスムの代表的彫刻家といわ
れた。日本とのかかわりも深くパリでは藤田嗣治と親しくして
いた。戦前には二科展に出品したほか、日本人の友人や弟子も
持ち、日本の作家に大きな影響を与えたといわれている。今回
展示された作品はザッキンが最も尊敬していた画家であるゴッ
ホがモデルである。複雑な面や線による組み合わせとごつごつ
した表面から具象的に作られてはいるが、力強い野生美も感じ
取れる作品である。
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