阿部千隆
“大地が歩く”
1990年作
新東京ビル
作家は、この作品について以下のように語っている。
「ちょっとしたきっかけの出会いの中で遺跡発掘調査
の仕事をした。地表を削り、その土を運び、測量をし
て大地を掘る。掘りおこされた人の生活の跡の形に興
味をそそられた。
住居址、土杭、炭焼址、道路状遺構などなど・・・人が
生活の必要に迫られて造った形に自然が歳月をかけて味
付けをして出来た形だ。私は大地と人間との係わりを強
く感じずにはいられなかった。私の彫刻にその形を取り
入れようと思った。」
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