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廣田 郁也  Fumiya Hirota

京都造形芸術大学大学院 芸術研究科芸術表現専攻
1989年東京都大田区生まれ
2012年東京工芸大学芸術学部アニメーション学科ゲームコース卒業
2014年「2013年度京都造形芸術大学 卒業展/大学院 修了展」大学院賞受賞
京都造形芸術大学大学院芸術研究科芸術表現専攻総合造形領域 修了
transition game 2014 サイズ可変 綿布、反応性染料

作家コメント

同時多発的に、且つ連続的にアプローチできる仕組みを模索した。具体的には、水分を含ませたトイレットペーパーを置き10時間以上放置した。

審査員コメント

トイレットペーパーにしませた染料が、布に色あざやかな「しみ」をつくる。その襞が広がるパネルの集積は、見る者の皮膚感や身体の奥の生理をざわつかせる。定義されていない「しみ」や「ひだ」は、やがて消失する運命にある。その時間をいかに作品化できるかが課題だろう。(後藤 繁雄)

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