過去のa.a.t.m.受賞者からのメッセージ
平川恒太 (2013年三菱地所賞受賞)

a.a.t.m.という多くの素晴らしいアーティストを輩出してきた展覧会に参加出来た事をとても嬉しく思います。また三菱地所賞という形で評価いただけたことは今後の作家活動のうえで大きな自信になりました。卒業制作という美大生の一世一代の展覧会に審査員の方々が真剣に向き合って答えてくれるこの素晴らしい機会が、これからも美大生の1つの目標になり続いて行く事を願っています。
a.a.t.m.2013 三菱地所賞受賞アーティスト展 平川恒太 “レキシノダンソウ、カイガノダンソウ” |
日時:2014.3.6(木) - 3.23(日) ![]() -white flag girl》(2014) © Kota Hirakawa |
目 (荒神明香、南川憲二)
荒神:2007年グランプリ
南川 (wah document):2009年グランプリ

a.a.t.m.は、卒業制作にとって大事なモチベーションを生んでくれていると思います。自分たちも学生の頃、a.a.t.m.の話を聞いたとき、「やるぞ!」という気持ちが沸きたちました。ですが、声をかけられるのをまっているのでは全然面白くないと思います。本当の目的は、作品が展示された空間を通りかかった人々の心に、何かをうみだすことです。アートにはその力があります。これはみなさんに自由に与えられた条件であり醍醐味だと思います。「今年のa.a.t.m.のあの作品見た?」と、つい噂してしまうような、ものすごい作品に出会いたいです。新しいことを始めたり、本当に興味あることに目を向けることは、とても勇気のいることだと思いますが、ぜひ恐れずに突き進んでほしいと思います。

金 光男
(2012年フランス大使館賞・木幡和枝賞受賞)

a.a.t.m.は僕にとって色々と制作を続けていく為の良いきっかけになりました。同年代の作家達の仕事を見る事や意見の交換は勉強になりましたし、審査員の木幡和枝さんが僕に言った「あんた、なにも解っていないね。」は響きました。審査結果等で一喜一憂すると思いますが、あまり気にせずあの特殊な空間と時間を満喫してください。
