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2024.05.13(月)
服飾雑貨
丸の内ブリックスクエア | 1F
マリネッラ ナポリ 丸の内

マリネッラの審美眼にかなった、ジャカードシルクの小紋柄 “PICCOLO FIORE(ピッコロ フィオーレ)” の入荷です

【TIES】NEW ARRIVAL

これからの季節に最適な、剣先の裏地を省いたセッテピエゲ アンティーケのジャカードシルク小紋柄タイ“PICCOLO FIORE(ピッコロ フィオーレ)”のご案内です。

私ども、マリネッラの本店がある、南イタリアのナポリですが、ヨーロッパ特有の、湿度が低い地中海性の気候とは言え、海の向こうはアフリカ大陸という土地柄、日本同様に夏場は暑く、特に日差しの強い日中は酷暑となります。

そして、現在もなお、朝6:30からナポリ本店1階の店頭に自らが立ち、お客様を迎える3代目オーナーのマウリッツィオ・マリネッラも、気温が上がり始めるこれからの季節にお客様へおすすめするタイとして、「やわらかさの中にもコシがあり、エレガントな胸元を作る際に必要な、適度なボリュームを出すことができる・・・」との理由から、今回ご紹介をさせて頂くような、セッテピエゲの裏地を省いた仕立てのタイを、この時期には、特におすすめをしております。

また、英国製ハンドプリントシルク素材を用い、ナポリの工房にてタイを仕立てることが、創業からのこだわりである私どもマリネッラですが、以前に、こちらのブログでもご紹介させて頂きましたように、織りのジャカードシルクを用いたタイのお作りも、もちろん多数ご用意があり、どうしても定番のプリントシルクの小紋柄のそれと比較すると、その数こそ少なくなってはしまいますが、英国製ハンドプリントシルク素材同様に、マリネッラエレガンスを踏襲した、多種多様な色柄のジャカードシルクのタイを仕立てております。

そして、今回は、このジャカードシルクの中より、3代目オーナーであるマウリッツィオ・マリネッラの審美眼にかなった、マリネッラエレガンスが凝縮した厳選の小紋柄PICCOLO FIORE(ピッコロ フィオーレ)が入荷致しましたので、こちらのご紹介です。
 


やや大振りな小紋柄を、広めの間隔に配した、ヨーロッパ古典を思わせる、趣のある小紋柄で、それは、やはりどこかマリネッラ然とした雰囲気を感じさせながらも、一見しただけでは、マリネッラ小紋ではないのかもしれないとも見紛うような、意外性も含有される、そんな相反する両要素を巧みに取り入れ、エレガンスへと転化させる匙加減の上手さこそが、110年の長きに渡りナポリの街に根差すマリネッラの真骨頂であります。

そして、この相反する両要素からは、善と悪の両者が混在し、カオスの中に成立する街とも言われるナポリそのものを投影しているかのような二面性をも導き出され、ある意味では、とてもナポリらしいタイに思わせられるあたりも、その魅力に思います。

また、仕立ては、前述の、マウリッツィオ・マリネッラが特にこの時期におすすめする、セッテピエゲ アンティーケの仕様で、剣先の裏地を省いたスフォデラータ仕様の為、その立体感はもちろんのこと、ジャカードシルクが及ぼす特有の素材感と、伝統的な仕立てを堪能できる仕上がりです。

如何でしたでしょうか、プリントシルクジャカードシルクの小紋柄、その両者の見え方と性格には大きな違いがあるものの、その両者の根底に流れるマリネッラのエレガンスを容易に見出すことができるのは、1914年の創業から、イタリア流イギリス様式4世代に渡り、脈々と紡いできた、歴史と伝統の賜物に他ならないと思います。

これより、梅雨入り前までは、温度、湿度ともに過ごしやすく、春夏の装いを楽しめる絶好の時季となりますので、プリントシルクとは、また別の顔を見せるジャカードシルクの小紋柄で、この時期の装いを是非お楽しみ下さいませ。

現在、PICCOLO FIORE(ピッコロ フィオーレ)は、東京ミッドタウン、丸の内の各店舗、及び、公式オンラインストアFLOENS TOKYOで展開中です。
 

裏地なし(スフォデラータ)の仕様は軽快なだけでなく、表面と違った印象の裏面も魅力的です。
裏地なし(スフォデラータ)の仕様は軽快なだけでなく、表面と違った印象の裏面も魅力的です。
素材など
シルク100%/イタリア製/ハンドメイド
仕様
セッテピエゲ アンティーケ スフォデラータ仕様
価格
税込¥41,800-

店舗情報

服飾雑貨
丸の内ブリックスクエア | 1F

マリネッラ ナポリ 丸の内

11:00~20:00

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