日光浴をする女
ティモ・ソリン
1995年/ステンレス・スティール、塗料/フィンランド
スウェーデンを代表する彫刻家、また画家でもあるティモ・ソリンは、1947年にフィンランドで生まれ、70年代初頭にヘンリー・ムーア《母と子》を見て感銘を受け、1982年より独学で彫刻の制作を始めました。それ以外にも美術史、文学や哲学、心理学を学んでいます。金属プレートを折り曲げて、力強い色彩で彩った人物を多く制作し、《日光浴をする女》は、陽光の中で人生を積極的に生きる情熱と活力を感じながら座っている女性を表現しています。同作家の作品《守護者》(1992年)が美ヶ原高原美術館に展示されています。